映画 日輪の遺産
見てきました。よかったとかいまいちとかそういう次元で無いものを感じました。戦時下の日本の女学生が勤労奉仕で働いていた頃、アメリカの女の子たちはどうしていたのか。
今までいろんな戦争関連のものを見てきたけれど、このことに思いが行かなかったことに気がつきました。
マッカーサーが貯め込んできた財宝をくすねた陸軍の密命でそれを山奥の駐屯地に隠すために動員された少女たちと一人の先生の話。もちろん彼女たちに箱の中身の実像は知らされず、新型兵器だといわれていました。
作業が進んでいく中で密命に駆り出された少女が隊長さん(堺雅人さん演じる真柴少佐)に
「アメリカの女学生もこうやって働いているんですか?」
映画を見ていて私はこの言葉で立ち止まってしまった感じ。 先に進めなくなってしまいました。
幕切れはあまりに過酷でした。
今から見ればあの時代に生きて大変な思いを重ねていた人々は苦労の連続で不便でいわゆる「お気の毒」という言葉が並ぶかもしれません。
でもそれを私たちが今の感覚で不幸と表現するのは違うと思いました。
幸せと言うのも違うのだけど。更に、私たちの今の尺度で先の大戦について発言することはおこがましい気さえしました。
ただ、後ろばかりを向いて、何も言わない、行動しないのはあり得ないことです。やっぱり人は前を向いて未来に進んでいくのだから、過去の過ちは正して未来を良くしようと考え、行動するべきなのだと。
彼女たちが最後に選んだ道は決して正しいものではなかったです。これは事実だし確実。真柴も道を変えるために駆け回っていました。
子供たちにまっとうに生きるすべを身につけるための教育の重要さを感じました。
でも、何が「まっとう」なのかは大人が決めています。大人の責任です。
子供が大人になってまた子供の「まっとう」を決めていく。だから子供はちゃんと育まないといけない。
何で、何が「日輪」なんだろうっていうことも考えました。
一生懸命にがんばるってなんだろうって考えながら今に至っています。
映画そのものは重たい内容ながら実にシンプルでした。
少女たちと先生(ユースケ・サンタマリア)、真柴(堺雅人さん)、望月(中村獅童さん)小泉(福士誠治さん)で9割。
衣装の軍服の背中が汗で色が変わってしまっていました。終戦の年の夏は本当に暑かったとよく言われますが、それを彷彿とさせる情景でした。
ミッキー・カーチスさんも出ているのですが、それは小泉について語らせるために出てきたのだろうな。
望月の老年を悪徳商会の八名信夫さんが演じていらしたのですが、あの違和感のなさ。
口数は多くないのですが、軍人として民間人を統率していく中での小さな心の機微をしっかり伝えてくれた堺さんと八千草薫さんのやさしいしゃべり口がこの映画のシンプルさを助けていたような気がします。
実写版ちびまる子ちゃんの初代まる子の森迫永依ちゃんが八千草さんの少女時代、「おひさま」の丸庵店主の道夫父さん役の串田和美さんが陸軍大将の役でご出演でしたね。
今までいろんな戦争関連のものを見てきたけれど、このことに思いが行かなかったことに気がつきました。
マッカーサーが貯め込んできた財宝をくすねた陸軍の密命でそれを山奥の駐屯地に隠すために動員された少女たちと一人の先生の話。もちろん彼女たちに箱の中身の実像は知らされず、新型兵器だといわれていました。
作業が進んでいく中で密命に駆り出された少女が隊長さん(堺雅人さん演じる真柴少佐)に
「アメリカの女学生もこうやって働いているんですか?」
映画を見ていて私はこの言葉で立ち止まってしまった感じ。 先に進めなくなってしまいました。
幕切れはあまりに過酷でした。
今から見ればあの時代に生きて大変な思いを重ねていた人々は苦労の連続で不便でいわゆる「お気の毒」という言葉が並ぶかもしれません。
でもそれを私たちが今の感覚で不幸と表現するのは違うと思いました。
幸せと言うのも違うのだけど。更に、私たちの今の尺度で先の大戦について発言することはおこがましい気さえしました。
ただ、後ろばかりを向いて、何も言わない、行動しないのはあり得ないことです。やっぱり人は前を向いて未来に進んでいくのだから、過去の過ちは正して未来を良くしようと考え、行動するべきなのだと。
彼女たちが最後に選んだ道は決して正しいものではなかったです。これは事実だし確実。真柴も道を変えるために駆け回っていました。
子供たちにまっとうに生きるすべを身につけるための教育の重要さを感じました。
でも、何が「まっとう」なのかは大人が決めています。大人の責任です。
子供が大人になってまた子供の「まっとう」を決めていく。だから子供はちゃんと育まないといけない。
何で、何が「日輪」なんだろうっていうことも考えました。
一生懸命にがんばるってなんだろうって考えながら今に至っています。
映画そのものは重たい内容ながら実にシンプルでした。
少女たちと先生(ユースケ・サンタマリア)、真柴(堺雅人さん)、望月(中村獅童さん)小泉(福士誠治さん)で9割。
衣装の軍服の背中が汗で色が変わってしまっていました。終戦の年の夏は本当に暑かったとよく言われますが、それを彷彿とさせる情景でした。
ミッキー・カーチスさんも出ているのですが、それは小泉について語らせるために出てきたのだろうな。
望月の老年を悪徳商会の八名信夫さんが演じていらしたのですが、あの違和感のなさ。
口数は多くないのですが、軍人として民間人を統率していく中での小さな心の機微をしっかり伝えてくれた堺さんと八千草薫さんのやさしいしゃべり口がこの映画のシンプルさを助けていたような気がします。
実写版ちびまる子ちゃんの初代まる子の森迫永依ちゃんが八千草さんの少女時代、「おひさま」の丸庵店主の道夫父さん役の串田和美さんが陸軍大将の役でご出演でしたね。
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